切迫流産と早期前期破水を乗り越えて産んだ話。

絨毛膜下血腫による切迫流産と、早期前期破水による早産。

再びの診察、安静解除

前回、自宅安静を言い渡された妊婦健診から2週間。

 

安静開始2日目に調子に乗って家事をやってまた大量出血したが、

3日目からは本気でだらだら過ごしたおかげか、出血が収まって、4、5日目からは完全に止まった。  

出血が止まるとまた調子に乗り、土日は子どもと夫と3人で出掛けたりしてた。せがまれれば抱っこもしてた。

それでもそのせいで体調が悪くなったり、出血が再開したりはなかった。

やはりどこか過信していたんだと思う。丈夫な体を持ち、生きてきた結果、慎重に行動することを忘れてしまった。

 

在宅勤務をうやむやにして全て休むことにした私は、体が元気になるほど働きたい気持ちが高まってきて、残してきた仕事が気になっていた。

しかし、母性健康管理指導事項連絡カードの効力は既に発揮済み。

働けそうなのでやはり在宅で…というわけにも行かないのが企業の労務管理

もう、こうなってくると年末まで休む気満々。

 

そこへ来ての診察。

腹部超音波検査にて赤ちゃんまたまた元気に動く姿が見られて安心。この時期ってこんなに動くんだっけ、前回のことすっかり忘れてる。 

血腫は20週くらいまでなくならないと思うけど、胎盤から離れてるし出血はもうないんじゃないかとドクターは言う。胎盤に近いと、剥がれてくる危険とかあるらしい。

そしてそこで先生が一言

「もう安静にしてなくて良いですよ」

 

ひぇっ?!

なんで?年末まで安静って言ってたじゃん!

という気持ちが出てくる怠惰な私。

まぁでも会社には言わなければいいか…と、色々頭を巡り、微妙なリアクションになってしまった。いつも自分のことばっか。

 

でもいつも通り過ごしていいというのは嬉しい。子どものお迎えも行ける。

お腹の赤ちゃんも安全。

いいことばかりじゃないか。

 

主治医とよく話し合うことは出来なかったけど、まあいっか。

前向きに切り替えて病院を出た。

 

そしてその日から、少しずつ茶色い出血が出始めるのである。。

 

続く。