5日目。受け入れ始めた自分。
入院5日目、月曜日。
ずっと夜間の睡眠がプツプツと途切れがちだったが、前夜は、少しまとまって眠れた、久しぶりに。
夜中のトイレの後、朝6時ころ目覚め、おお、眠れたんだ、と気づく。
ちゃんと寝たからか、気持ちが落ち着いている。
私がここまでの過程を整理するとしたら、
4日目まではしんどくて、5日目からこの状況を受け入れるようになる。そんな感じ。
今日は落ち着いていたので、色々考えたり思い出したりして泣かないで済んでいた、のに。
大部屋というのは意外と他のベッドの話し声が聞こえてしまう。
同じ部屋の妊婦さん、診察で思ったように回復してなかったみたいで、退院が先に延びシクシク泣く声。
はたまた、私と同じように子どもを家において入院している妊婦さん、看護師さんと子どもの話をしながらシクシクと。
私、もらい泣きでひとりシクシク。
子どものことがなければな、こんな怠惰な生活、本望なんだけど。本来の私ならば。
いや、最初は「安静がこんなにつらいと思わなかった」と、思っていたのも事実。。
気持があっちこっち、行ったり来たり。
そして今日からシャワー解禁、車椅子トイレ解除!
出血も止まり腹痛もなくなった為。
主治医が寄ってくれて少し話をした。「初日の先生からシビアなこと言われたと思うけど…」と、言ってくれて、簡単に『流れる』という単語を使わないのが好印象だった。良い先生。