切迫流産と早期前期破水を乗り越えて産んだ話。

絨毛膜下血腫による切迫流産と、早期前期破水による早産。

6日目の試練、子どもの気持ちと夫の気持ち。

入院6日目、火曜日。

 

昨夜はまた薄っすらとしか眠れなかったが、

この天井を見て起きるのにも慣れてきた。

 

日中は相変わらずだらだらと寝たり起きたりして、御飯の時間にはしっかりお腹が空き、不思議だなぁと思いながら夜が来た。

問題はここからである。

今、2歳の息子は保育園に通っているが、朝はパパが送り、近所に住むばぁばがお迎えをしてくれる。

ばぁばがお迎えに行くと、ばぁばの家(私の実家)でご飯を食べてパパの帰りを待ち、一緒に自宅へ帰るのだが、最近の彼は、パバが帰ろうと言っても

「帰らないよ〜」

今日もまた帰りません、の姿勢。

パパが、帰っちゃうよ?と言っても後も追わず。。

じぃじばぁばは嬉しいのか、泊まっていくことに賛成の様子…

一度玄関を出て外で待ってみたが、誰も来ない。そっと扉を開けてみたら、中から「今日は帰らないんだよ〜」の声。

結局、パパは息子をじぃじばぁばに預けて家に帰ったそう。

 

ただ、帰宅したパパは、もやもやもやもや…

そりゃそうだと思う。いきなりシングルファーザー状態になって、一生懸命頑張って、仕事も家事も両立しながら妻の両親にも頭下げながら、ここまで走ってきて、

急にみんなから背中向けられたような気持ちになったんだと思う。

1人で帰っていいよって言われて、あぁ自分が居なくても、いいのかなって。

 

私はどちらの気持ちもよく分かる。

私の両親も、夫に帰って欲しかったわけじゃなくて、息子のことも夫のことも考えて、良かれと思ってのこと。

一人でゆっくり夜を過ごさせてあげようと思ったんじゃないかな。

ただ、両親とも夫の本当の気持ちまでは想像出来てなかった。良いことをしていると信じて疑わなかったに違いない。

 

お互いの気持ちが正しく伝わっていない。

 

息子の気持ちはどうなんだろう。

自宅に帰りたくないのは、本当のところなぜなんだろうか。

家に帰るとママを思い出しちゃうからかもしれない。

息子なりの防衛本能なのかもしれない。

意外と、自宅を離れて過ごすのは気分転換になるのかもしれない。

 

人はみんな自分の正義で生きている。

夫の気持ちに寄り添いつつ、両親に感謝を示しつつ、丸く収めるにはどうしたらいいかな。

 

はぁ。早く帰りたいな。

義両親とパートナー抜きでうまくやるのは本当に大変。他人だからね。。はぁ。

 

今日はここまで。