切迫流産と早期前期破水を乗り越えて産んだ話。

絨毛膜下血腫による切迫流産と、早期前期破水による早産。

ことの始まり

2歳男児のママで、現在第二子妊娠中です。

今回の入院をブログで記録していこうと思いたち、少し遡って記録してみます✑

 

そもそもの始まりは、11月某日。息子の誕生日を目前に控えた日曜日だったので、誕生日の飾り付けと家の片付けをするため、朝から忙しなく動いていた。このとき妊娠10週目。

 

以前の妊娠ではつわりも全く無く、大きなトラブルもなく、妊娠生活は本当に順風満帆だった。本当に妊婦?というくらいよく動き、あちこちに出掛けていた。もともと妊娠が体に合っている方なんだと思う。

 

だから今回も安定期がまだ先でも何の心配もせず今まで通り息子と遊び、家事をやり、動き回っていた。

 

その日。お昼前に突然、何の前触れもなく、パシャっと下着に何かが漏れた感覚。あら、尿漏れかしらと急いでトイレへ向かう。尿漏れはよくあるもんで。

ただ、トイレで見たのは真っ赤な血。トイレにも垂れるほどでびっくりして慌てて夫へ報告。すぐにかかりつけの病院に連絡した。状況や状態を細かく伝えるが

 

「10週だと出来ることは何もないんですよね。温かくして安静にしてください」

 

「もしかしたら流れてしまうかもしれないので…」

 

「もし、塊が出たら、流さずに持ってきてください」 

 

『流れる』という言葉にショックが隠せず、電話を切って夫に話しながら思わず流涙。

どうして医療従事者って簡単に流れるとか言うんだろ。

向こうにしてみたら日常的なことかもしれないが、私にしてみたら待望のBabyが死ぬと言われているのと同じこと。

 

その日の午後は夫が出かける用事があったので、子どもと二人でお留守番。

安静と言われても、2歳児と二人で安静には出来ないので、寝っ転がったまま一緒に遊んでみたり。

 

ところで、出血の多い少ないってすごく難しい表現だ。生理○日目という表現も、個人差が大きすぎるし、夜用ナプキンもサイズは結構多様だ。

私は大量出血だと認識しているけど、本当の大量出血はこんなもんじゃないかもしれない。

でも、気持ちは、大量出血。

 

運のいいことに翌日に妊婦健診の予約を入れていたので、明日まで待とう、と気持ちを落ち着かせて眠りにつく。

 

続く。